小説
小説を読み始めた当時昭和40年代、私の知る町の本屋では、小説と言えば岩波文庫しか?なかったような記憶がある。 当時は何でもなかったのだけど、今では「字が小さすぎて読めない!」と、どこかのCMのようなことになってしまう。 現在は書店も大きくなり…
「狭き門」で小説の虜となってからは、主に恋愛もの・郷愁漂うものを探し読みあさってきた。 なかでも、ツルゲーネフの「片恋」の叶わぬ恋を読み、少女アーシャを当時同級生だった女子に重ね合わせ、永い間、自分の憧れの女性となってしまった。 ショートヘ…
中学2年生の時、担任の大塚先生から言われた一言がきっかけで、小説を読むようになった。先生は「毎日新しい本が出版されています、本との出会いが考え方に大きな影響を与えますよ」との趣旨の言葉だった。 さっそく近くの本屋(瓢箪山の小さな書店)で買っ…